
ハワイのダウンタウンはちょっと治安が悪い雰囲気かも、ホームレスが多く、週末は人がいない。
宿泊したホテルからタクシーに乗って、ハワイの「ダウンタウン(DOWNTOWN)」に行ってきました。
ガイドブック等には「ダウンタウン(DOWNTOWN)」はハワイの中でも治安があまり良くない場所として紹介されていますが、「どの程度なんだろう?」と思い、実際に行ってみて確認してみることにしました。
「ダウンタウン(DOWNTOWN)」の場所は「ワイキキ(WAIKIKI)」〜「アラ・モアナ(ALA MOANA)」〜「カカアコ(KAKA’AKO)」と西に進み、さらに北西方面になります。
タクシーの運転手さんに「ダウンタウンのどこで降ろしますか?」と尋ねられたんですが、特に目的の店があるわけでもなかったので、とりあえずこのあたりで降ろしてもらいました。
ちょっと歩いてから1つのことに気づきました・・・人がいない・・・。
人がいない理由ですが、「ダウンタウン(DOWNTOWN)」はオフィス街なので平日昼間は人がたくさん歩いているそうなのですが、僕が行ったのが土曜日だったのでオフィス街は休日なんですね。
そのため、週末は人がいなくて閑散としています。観光客だらけのワイキキとは大違いです。
「Walmart(ウォルマートストア)」がありました。自分が知っている有名が店があるとちょっと安心しますが、とにかく人がいないので、なんとなく最初はビクビクしていました。
ここは「ダウンタウン(DOWNTOWN)」のバス通りですが、やっぱり人がいないですね。
人がいない割には、バスがデカい。。
「マクドナルド」があって、店の前に数人の人がいましたが、なんとなく廃れた雰囲気が否めません。
両サイドにショップがある歩行者天国みたいな通りがあったので、奥に進んでみることに。
レストランやショップが多くて治安が良い場所だと、土日の週末は人で賑わいますが、この人の少なさが「ダウンタウン(DOWNTOWN)」の今の状況を証明しているようにも見えます。
わざわざ、週末に遊びに行くような場所ではないんですね。
ちなみに、僕が行ったのは2017年4月です。
「ダウンタウン」には夕方の16時頃に行ったんですが、閉店(Closed)になっている店も多かったです。土曜日だったからかもしれませんが。
平日昼間に来ていれば、だいぶ印象が変わったかもしれません。
ホームレスらしき人もそれなりにいました。
ダンボールに「お金ください」と書いて物乞いしている人もいました。
道路で寝ている人もいました。
道路がオシッコの匂いがするところも少なくなかったです。
何か叫びながら歩いてる人もいました。
ハワイは生活費、特に家賃が高いので、ホームレスになってしまう人が増えていて社会問題になっているようです。
ただ、ハワイは年間通して気候が温暖で風が気持ちいいので、外での生活は日本ほど苦ではないかもしれません。
周辺にはコンドミニアムらしき高層ビルもちらほら見かけました。
こういう古びた建物の写真を撮るのがなぜか好きです。
ガイドブックには「ダウンタウンはオールド・ダウンタウンとチャイナタウンに分けることができる」と書いてありました。
標識に中国語が書いてあったので、この付近で「チャイナタウン」を探してみたのですが、どこにチャイナタウンがあるのか分かりませんでした。。
このあたりは、ちょくちょく小洒落た店がありましたね。
ライブハウスもあります。
この右側の通りにはオシャレな店がいくつか並んでいました。
人が普通に歩いている姿を見かけるとちょっと安心しましたが、日本人らしき人には全く会わなかったですね。
「ワイキキ」や「アラ・モアナ」が日本人だらけなのとは対照的です。
この通りでは、ハワイでは珍しいパンクロック系のファッションした男女がデカイ声を出して喧嘩していたので、横を通り過ぎる時にちょっとビビりました。。
「ダウンタウン」は店舗の家賃は安いと思われるのですが、テナントが入ってなく、空室になっている1階店舗も多かったですね。
この通りはすごく落書きが多かったです。
この通りは「N King St」という通りです。
「ONE KING ARTS CENTER」と書いてありますが、ここは音楽やダンス、舞台といったアート活動のためのライブハウスのような場所のようです。
この壁のアートも作品の1つなんでしょうか?
ハワイではこういった落書き的なグラフィティアートがある場所は珍しいと思います。
ここがチャイナタウンなのかな?
僕は外を出歩く時はガイドブックは荷物になるので持ち歩かないようにしているので、結局、どこにチャイナタウンがあるのかよく分かりませんでした。。
今はKindle版が出ているようですが、2017年の段階では「地球の歩き方 ハワイ」のKindle版はなかったんですよね。
「OAHU MARKET(オアフ・マーケット)」はチャイナタウンの中で一番古い歴史を持つマーケットらしいので、このあたり一帯がチャイナタウンなのでしょう。
ハワイのチャイナタウンは他の国に比べて、どこからどこまでがチャイナタウンなのか分かりづらいと思います。
ここも建物の名前からして中国人がオーナーっぽいですね。
僕がハワイに行った時は知らなかったのですが、ハワイでは「Senia(セニア)」というダウンタウンのあるベトナム料理の店が大人気みたいですね。
「Senia(セニア)」の住所は「75 N. King Street. Honolulu, HI 96817」です。
この建物は古いアメリカ映画に出てくるような風貌をしていて、独特の雰囲気を出していました。
「MARKS BUILDING」という建物のようですが、このフォントデザインもカッコイイですね。
「MARKS BUILDING」の向かいには「The Pegge Hopper Gallery」というギャラリーがありました。
Pegge Hopperさんというアーティストの作品が置いてあるギャラリーのようです。
ニューヨークもそうですが、治安が良くなくて家賃が安いエリアは、新進気鋭のアーティストが店を構えてサブカルチャーを作っていきます。
そして、そのサブカルチャーが育っていき、カルチャーに発展していき、文化を形成していきます。
ハワイの「ダウンタウン」ももうちょっとギャラリーが増えれば、面白い街になっていくかもしれません。
僕が気づかなかっただけで、他にもたくさんあるのかもしれませんが。
高層ビルが立っているところはオフィス街のようです。
この建物はハワイで最大の銀行「Bank of Hawaii(ハワイ銀行)」です。
高層ビルが立ち並ぶオフィス街っぽい方面へ向かいます。
これはたぶんコンドミニアムだと思います。
「ダウンタウン」のオフィス街の東には「ハワイ州政府ビル(Hawaii State Capitol)」があります。
なんとなく、柱がハワイのヤシの木をモチーフにようなデザインに見えます。
「ハワイ州政府ビル(Hawaii State Capitol)」の中には吹き抜けの中庭があります。
「ハワイ州政府ビル(Hawaii State Capitol)」の前には広場が広がっていて、奥にはオフィス街が見えます。
この建物は「ハワイ州政府ビル(Hawaii State Capitol)」の横にあったのですが、何という名前の建物なのか分かりません。。
「ミッション・メモリアル・オーディトリアム(Mission Memorial Auditorium)」という建物ですが、非営利の教育機関のようです。
「ダウンタウン」の東側は広場と様々な機関の建物が建っているエリアになっていました。
地図・関連リンク
- “地上の楽園”ハワイでホームレス問題が深刻化 現地ルポ
- 地上の楽園ハワイで、ホームレスが増え続ける要因
- 日本人が知らないハワイの意外な「ウラの顔」:東洋経済オンライン
- Ong King Arts Center
- Welcome to Senia
- Pegge Hopper Gallery
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