
宿泊体験!シャングリラ ホテル クアラルンプール、都会のオアシスという言葉がぴったりの緑豊かなホテル
「グランドハイアット」、「リッツカールトン」に続いてクアラルンプールで泊まったホテルは「シャングリラ ホテル クアラルンプール(Shangri-La Hotel Kuala Lumpur)」です。
グランドハイアットの売りは「壮大な景色とスタイリッシュな雰囲気」だと思いました。
リッツカールトンの売りは「改装されてきれいになった客室とリッツの割には安い宿泊料金」だと思いました。
では、今回の「シャングリラホテル」の売りは何かと言うと、「豪華なロビー&ラウンジと緑豊かな庭園」だと思います。
立地的にはクアラルンプールの真ん中に位置しますが、ホテル内は緑で溢れていて、まさに「都会の中のオアシス」という言葉がぴったりのホテルだと思いました。
僕はロビーラウンジと庭園にすごく癒やされましたね。
場所・地図
「シャングリラ ホテル クアラルンプール(Shangri-La Hotel Kuala Lumpur)」はKLタワーに一番近い高級ホテルと言っていい立地にあります。
僕が泊まった部屋はKLタワービューではなかったですが、西向きのガーデンビューの部屋に泊まれば、部屋からKLタワーが見えると思います。
また、モノレールの「ブキッ・ナナス(Bukit Nanas)」駅にも歩いて行けるので、KLモノレールに乗って「ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)」や「KLセントラル(KL Sentral)」にも乗り換えなしで移動できます。
周囲にクラブやバーも多いので、夜遊びしやすい立地でもあります。
外観
「シャングリラ ホテル クアラルンプール(Shangri-La Hotel Kuala Lumpur)」は1985年4月に開業した28階建て、662室のホテルです。
ブキッナナスの丘の上に建つ「KLタワー」の麓にあるので、エントランス側から見ると後ろに「KLタワー」が顔をのぞかせます。
エントランス付近には多くの植物が植えてありますが、これはまだ序の口です。
ホテルの目の前にはモノレールが走っています。
とにかく豪華なロビー
ホテル内に入ると、二層吹き抜けの豪華なロビーが迎えてくれます。
入った瞬間、「スゴっ!」と思いました。
この写真では分かりづらいかもしれませんが、中央の柱の下部には水が流れています。
2階から見下ろしたロビー。ところどころに、ピンクのお花が飾られていて、いいアクセントになっています。
この中央柱のオブジェはガラスでしょうか??
シャングリラホテルを運営する「シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツ」は香港に拠地を置く中華系の企業なので、中国人が好きそうな豪華なロビーを演出するのが上手いと感じました。
女性ウケしそうな花のオブジェ。このオブジェをバックに写真を撮る女性や子供が多かったです。
2階から見たロビーですが、右奥にチェックインカウンターがあり、左奥にロビーラウンジがあります。
チェックインカウンターのデザインも素敵です。この空間自体が1つのアート空間にように感じました。
緑と水辺を見ながらくつろげるロビーラウンジ
チェックインカウンターのそばには、ロビーラウンジがあります。
このロビーラウンジも超豪華です。天井が高くて、窓が大きいので開放感がすごい。
さらに、窓から見える景色が緑豊かな庭園なので、すごく癒やされます。
東京の白金にある「シェラトン都ホテル東京」のラウンジがこんな感じですが、残念ながらこっちの方が数倍上だと感じました。
生演奏をBGMにゆっくりとくつろいで、旅の疲れを取ることができます。
庭園には池もあるので、緑だけでなく水辺を眺めならリラックスできる窓際の席がオススメです。
僕が宿泊した時は、ロビーラウンジではチョコレートフェアみたいなものがやっていて、一定額を出せば食べ放題といったシステムだったと記憶しています。
味だけでなく、目でも楽しむという感じでディスプレイされているので、インスタ映えしそうで、女性の心をわしづかみしそうです。
絵画や家具、オブジェがオシャレな2階
2階も絵画や家具やオブジェが所々に配置されていて、アート好きな人が楽しめる空間となっています。
これは花で作られているオブジェです。
2階には日本料理の「JIPANGU(ジパング)」があります。
入口ですが、この「JIPANGU」の文字は床に書かれているのではなく、上からの照明で描かれています。
僕はここで日本食を食べたのですが、食べるのに夢中になってしまい写真を撮り忘れてしまいました。。
2階には広東料理の「香宮(シャンパレス)」もあります。
泊まった客室・部屋から見える景色
「シャングリラ ホテル クアラルンプール(Shangri-La Hotel Kuala Lumpur)」は共有施設にはお金をかけて豪華に仕上げていますが、客室は無難にまとめているという印象を受けました。
僕が宿泊した部屋は「プレミア キングルーム(朝食あり)」です。
3泊で59,436円(税およびサービス料込み)だったので、1泊だと19,812円になります。
クアラルンプールは豪華なホテルでもお手頃価格で泊まれるのがいいですね。
部屋の広さは42㎡なので、それほど広くはありません。
「シャングリラ ホテル クアラルンプール(Shangri-La Hotel Kuala Lumpur)」は42㎡以下の小さな客室が多いので、ある程度の広さを希望するならスイートルームを選ぶ必要があります。
パーソナルサービスが受けられて、プライベートラウンジが使える「HORIZON CLUB(ホライゾンクラブ)」の部屋ですら42㎡以下ですから。
- HORIZON CLUB EXECUTIVE ROOM:39㎡
- HORIZON CLUB PREMIER ROOM:42㎡
- EXECUTIVE SUITE:74㎡
- PREMIER SUITE:80㎡
- SPECIALTY SUITE:115㎡
- MALAYSIAN SUITE:240㎡
- ROYAL SUITE SUITE:240㎡
「PREMIER SUITE(プレミアスイート)」でも朝食付きで1泊3万円前後から宿泊できるので、広い部屋がいい人はこちらの方がいいかもしれません。
僕は現地の雑誌を見るのが好きですね。内容もそうですが、デザインやどんな広告が掲載されているのかをチェックしています。
冷蔵庫はテレビの下の棚の中にあります。
化粧台の引き出しにドライヤーが入っています。
クローゼットにはアイロンとバスローブ。
クローゼットの隣には金庫と引き出しがあります。
バスルームです。普通な感じですね。
シャワーとトイレもバスルームの中にあります。
窓から見える景色です。
目の前の白と茶色の建物は「コンコルド ホテル クアラルンプール(Concorde Hotel Kuala Lumpur)」です。
左に見える駅が「ブキッ・ナナス(Bukit Nanas)駅」です。歩いて行ける距離です。
今度はKLタワーが見える部屋に泊まりたいですね。
朝食
朝食は1階の「Lemon Garden Cafe(レモンガーデンカフェ)」でとります。
庭園に面しているので、外のテラス席でも食事できます。人気なので席が埋まっていることが多いですが。
店内は意外とこじんまりしています。
「シャングリラ ホテル クアラルンプール(Shangri-La Hotel Kuala Lumpur)」の朝食は、「グランドハイアット」や「リッツカールトン」に比べると、ちょっとだけ見劣りするという印象を受けました。
緑豊かな庭園と鯉がたくさんいる池
「シャングリラ ホテル クアラルンプール(Shangri-La Hotel Kuala Lumpur)」で僕が一番好きだったのは、この庭園です。
東南アジア特有ですが、1つ1つの木がデカイので、ジャングルみたいで迫力があります。
クアラルンプールは蒸し暑いので、「エアコンが効いた室内から出たくない」と思ってしまうのですが、この庭園は気分的に涼しく過ごせました。
木陰があるので、天気が良い日でも直射日光を浴びずに済みます。
池には鯉がたくさんいます。
宿泊客が朝食のパンなどをエサとして投げると、鯉が奪い合っている姿が壮絶でした・・・。
庭園は奥まで続きます。
見上げると、KLタワーが見えました。
右側が「ロビーラウンジ」で、左側が朝食を食べた「Lemon Garden Cafe(レモンガーデンカフェ)」です。
こちらの庭園はまた別の場所にあるものですが、まるで迷路のようなデザインです。
テーブルと椅子があるので、ここでも食事ができるようです。
見上げるととKLタワーが・・・KLタワーの麓にあるホテルということを実感できます。
エレベーターホール・廊下
1階のエレベーターホールです。
このエレベーターホールの雰囲気はすごく好きでした。
エレベーターホールって、そのホテルのセンスがすごく出る場所だと個人的には思います。
奥には「HORIZON CLUB(ホライゾンクラブ)」の部屋に宿泊している人だけが利用できる「HORIZON CLUB ラウンジ」があります。
こちらは、別の階のエレベーターホール。
ここは僕が宿泊した部屋の階にあるエレベーターホール。
廊下です。
共有施設(ジム・プール)
ジムやプールは3階にあります。奥がプールで、右側がジムやSPA、マッサージなどができる「ヘルスクラブ」です。
左側は美容院みたいなところでした。
シャングリラホテルはクアラルンプールとフィリピンのマニラでも泊まりましたが、ジムがすごく充実しています。
僕が過去に宿泊したホテルの中では、「ジムの充実度」という意味ではNo.1かもしれません。
外の緑を見ながらランニングできます。
外に出るとプールがあります。
「POOLSIDE TERRACE(プールサイドテラス)」では軽食やドリンクを注文できます。
「シャングリラ ホテル クアラルンプール(Shangri-La Hotel Kuala Lumpur)」のプールは意外とあっさりしています。
豪華さという意味では「グランドハイアット」の方が上だと思いました。
もう一度泊まりたい?
今度、このホテルに泊まる時は、「KLタワー」が部屋から見えるガーデンビューの部屋に宿泊したいと思います。
できれば、「ホライゾンクラブ」の部屋か「スイートルーム」がいいですね。
時期にもよると思いますが、イートルームでも1泊3万円前後から宿泊できるので、お財布にも優しいです。
どんな人に向いている?
「シャングリラ ホテル クアラルンプール(Shangri-La Hotel Kuala Lumpur)」が向いている人は、クアラルンプールの真ん中という便利な立地のホテルに泊まりながらも、緑に癒やされたい人です。
クアラルンプールのホテルの中でも、多くの自然と触れ合える貴重なホテルだと思います。
僕もまた庭園のテラス席でゆっくりと朝食を食べたいと思っています。
関連リンク
- クアラルンプールの五つ星ホテル | シャングリ・ラ ホテル クアラルンプール
- Hotel in Kuala Lumpur – Luxury 5 Star | Shangri-La Hotel
- Shangri-La Kuala Lumpur – Wikipedia
- シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツ – Wikipedia
- ホライゾンクラブ詳細 | シャングリ・ラ ホテル クアラルンプール
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