
スリアKLCC(紀伊国屋・伊勢丹)、湖の噴水イルミネーション、緑豊かなKLCC公園
「ペトロナスツインタワー」の周辺は、「KLCC(Kuala Lumpur City Center/クアラルンプール・シティ・センター)」と言い、ガイドブックには「クアラルンプールのビジネス街」などと書かれていますが、僕としてはクアラルンプールの中心地という印象を受けました。
オフィスは多いのかもしれませんが、観光客からしてみるとショッピングモールと大きな公園がメインという印象です。
現地の人は「KLCC」を「ケー・エル・シー・シー」と呼んでいます。
Suria KLCC(スリア KLCC)
ペトロナスツインタワーの6階までは「Suria KLCC(スリア KLCC)」というショッピングモールが入っています。
この時はお正月だったので、入口付近に大きなオブジェがありました。
「Suria KLCC(スリア KLCC)」の目の前には水辺から噴水が吹き上がり、その先には「KLCCパーク」が広がり、しっかりと計画されて作られているエリアという印象です。
この辺りは待ち合わせに使われたり、付近で働くビジネスマン&ウーマンの憩いの場となっているようです。
「Suria KLCC(スリア KLCC)」の1階にはレストランやカフェが入っているので、テラス席なら水辺&公園を眺めながら食事ができます。
「Suria KLCC(スリア KLCC)」の中はかなり開放的な作りになっています。
真ん中が吹き抜けになっているので、買い物しながら反対側にあるショップや他のフロアの様子も見ながらショッピングできます。
エレベーター乗場からも周囲を見渡せ、エレベーター内からも店内の景色を楽しめる演出となっています。
ただ単に買い物する場ではなく、視覚的にも楽しめる演出は日本のデパートも見習った方がいいかもしれません。
天井まで吹き抜けなので、かなりの開放感がありますし、天井から入ってくる自然光がショッピングモール内を優しく照らします。
マレーシアの国教はイスラム教ですが、なんとなくこの空間自体が「モスクっぽいな」とも感じました。
天井のデザインも素敵です。
「Suria KLCC(スリア KLCC)」は高級ブランドが多いですが、地下1階から4階まで「伊勢丹」も入っていて、地下フロアでは日本食も買うことができます。
また、4階には「紀伊国屋書店」があり、英語・日本語・中国語・マレー語の本が売っています。
Suria KLCC前の湖&噴水イルミネーション
「Suria KLCC(スリア KLCC)」の目の前には池があるのですが、これが蒸し暑いクアラルンプールのオアシス的な存在となっています。
定期的に噴水が吹き出たりして、涼しさも演出しています。
この噴水は「Lake Symphoney Fountain」と言うそうなので、「池」じゃなくて「湖(Lake)」という位置づけのようです。
この湖があるないかで、かなり印象が変わると思いましたね。
高層ビルが立ち並ぶエリアの中で、「水の青」と「公園の緑」が上手に調和しています。
夜になると、噴水がイルミネーションになるので、夜でも人が集まる場所となっています。
僕が宿泊した「グランドハイアットクアラルンプール(Grand Hyatt Kuala Lumpur)」の室内から撮影した景色です。
左下に見えるプールは「マンダリン オリエンタル クアラルンプール(Mandarin Oriental Kuala Lumpur)」のプールです。
すごくきれいなので、現地の人や観光客がイルミネーションを見て佇んでいます。デートスポットにもなっているようです。
KLCC公園
「Suria KLCC(スリア KLCC)」から見て、湖の奥には緑豊かな「KLCC公園」が広がります。
「KLCC公園」は1998年に作られた広さ50エーカー(東京ドーム4.3個分)の公園です。
公園の設計は、ブラジル人環境デザイナーの故ロベルト・バール・マルクス(Roberto Burle Marx)。
熱帯地帯らしい木がたくさん生えていますが、「KLCC公園」には約1900種類のマレーシアの原生木が植林されているそうです。
「KLCC公園」には「ジョギング・トラック・ルート(Jogging Track Route)」というランニングができる道があるので、ジョギングしている人もいますが、とにかく暑いので走っている人は少なかったですね。
僕も公園内を一周しただけで、汗だくになってしまいました。
「KLCC公園」には公園もあるので、子供と遊ぶこともできます。
場所によっては、「ペトロナスツインタワー」だけでなく「KLタワー」も見えます。(左側の真ん中あたり)
緑越しに見える「ペトロナスツインタワー」がイイ感じです。
屋根がある休憩できるポイントも所々にあるので、暑さしのぎができます。
「KLCC公園」は英語だと「KLCC PARK」ですが、マレー語だと「公園」は「TAMAN」と言うので「TAMAN KLCC」と言います。
1〜6の番号がありますが、これは「KLCC公園」内のベスト撮影スポットです。
この番号がある位置から写真を撮ると、「ペトロナスツインタワー」が入ったきれいな景色が撮影できます。
「KLCC公園」は夜になるとライトアップされるので、夜でも散歩したりできます。
夜の方が涼しいからか、公園でランニングしている人が多い印象を受けました。
「KLCC公園」は昼だけでなく、夜も行ってみることをオススメします。
地図・関連リンク
- Suria KLCC
- Books Kinokuniya Webstore Malaysia: Books, Stationery, Gifts, Toys and more
- Isetan Kuala Lumpur
- KLCC Park – Wikipedia
- KLCC Park in Kuala Lumpur – KLCC Attractions
- Roberto Burle Marx – Wikipedia
- Brazilian Artist Roberto Burle Marx’s Most Beautiful Gardens – Vogue
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