
水辺が美しいプトラジャヤのピンクモスク、プトラ・ペルダナ、スリ・ワワサン橋、各省庁の建物
KLセントラル駅からKLIAトランジット(電車)に乗って「プトラジャヤ&サイバージャヤ駅(Putrajaya & Cyberjaya)」に到着しました。
「プトラジャヤ&サイバージャヤ駅(Putrajaya & Cyberjaya)」はマレーシアの玄関口である「KLセントラル駅」と「クアラルンプール国際空港」の中間あたりにある駅ですが、KLセントラル駅から25分ほどで到着しました。
到着して思ったのは、「日本の田舎みたい・・・」ということです。
なんとなく、懐かしさを感じます。
駅構内もなんだか古びた感じ・・・。ちょっと照明が暗いですし。
2Fから外に出られる場所があったので、出てみると周囲は特に何もなく、自然が多い場所でした。
でも、1つだけコンドミニアムらしき建物が建っていて、これがやたらと目立っていました。
駅構内に貼ってあった不動産の広告。僕は駅に不動産の広告があると必ずチェックしてしまいます。
2階建ての一戸建ての広告のようです。すごく雰囲気が良さそうな場所です。
「プトラジャヤ&サイバージャヤ駅(Putrajaya & Cyberjaya)」から外に出ます。写真は駅構内の出入口のところ。
駅前にプトラジャヤ(PUTRAJAYA)行きの観光バス乗り場もあったのですが、出発までどのくらい待つのか分からなかったので、タクシーで行くことに。
タクシーは駅前ですぐに捕まりました。
今回の目的は「ピンクモスク(正式名称はプラト・モスク)」を見ることだったので、「ピンクモスクまで行って下さい」と伝えました。
途中で車内から見えたカラフルな集合住宅。
道路が広くて、ヤシの木があるので、なんとなく南国っぽい雰囲気を感じました。
自然が続きます。
見えてきました。これがおそらく「ピンクモスク」でしょう。
もう1つ、モスクっぽい建物を見かけました。これは何でしょう?
「PUTRAJAYA」とあります。
マレーシアは、1999年にクアラルンプールからプトラジャヤ(PUTRAJAYA)に政府の中枢機関を移し、プトラジャヤ(PUTRAJAYA)はクアラルンプールとラブアンに次ぐ、第三の連邦区となっています。
2007年にはプトラジャヤの人口は3万人を超えると予想されましたが、2015年には8万8300人に増えています。
ちなみに、「PUTRA」は「prince(王子)」や「male child(男の子)」を意味し、「JAYA」は「success(成功)」や「victory(勝利)」を意味しています。
やっと「ピンクモスク(プラト・モスク)」のある場所に到着しました。駅から約15分です。
クアラルンプール市内からだとタクシーで40分ほどだそうです。
後ろを振り返ると、「ピンクモスク(プラト・モスク)」が大迫力で待ち構えていました。
「ピンクモスク(プラト・モスク)」の目の前の大きな空間が広がっていますが、ここは「プトラ・スクエア(プトラ広場)」という直径300mの円形広場です。
「ピンクモスク(プラト・モスク)」の隣には先ほど見かけたモスクらしき建物が・・・。
調べてみると、この建物はなんと「プトラ・ペルダナ(Perdana Putra)」という首相官邸でした。
どうりで、威風堂々とした厳かな雰囲気を醸し出しているはずです。
首相官邸「プトラ・ペルダナ(Perdana Putra)」は1997年に建設開始し、1999年に完成。夜はライトアップされるそうです。
首相官邸「プトラ・ペルダナ(Perdana Putra)」は「ピンクモスク(プラト・モスク)」よりも高台にあり、周囲は緑に囲まれています。
「ピンクモスク(プラト・モスク)」周辺も、東南アジアならではの緑や花に囲まれています。
「ピンクモスク(プラト・モスク)」の建設は1997年に始まり、2年後の1999年に完成しました。
目の前には、650ヘクタールの人造湖「プトラジャヤ湖(Putrajaya Lake)」が広がり、奥には「スリ・ワワサン橋(Seri Wawasan Bridge)」が見えます。
水辺と橋は美しい景観を作る必須要素だと思います。
「ピンクモスク(プラト・モスク)」の外壁には、バラ色がかった花崗岩(かこうがん)が使用されています。
「ピンクモスク(プラト・モスク)」には礼拝堂やフードコート、中庭の他、様々な学習施設や多目的ホールがあり、一度に1万5000人の崇拝者を収容することができます。
人造湖「プトラジャヤ湖(Putrajaya Lake)」はプトラジャヤの中心的な位置にあり、都市のための自然冷却システム、レクリエーション、釣り、ウォータースポーツ、水輸送などもできるように設計されています。
「Selera Putra」というフードコートで食事することができます。
とにかく暑いので、屋根がある場所で定期的に涼まないときついですね。。
気球が飛んでいました。
左側のデザインされた石段は1997年築の「プトラ・ブリッジ(Putra Bridge)」という橋です。
この橋を向こうに歩くと、奥に見える建物群の方まで行けます。
「プトラ・ブリッジ(Putra Bridge)」から見た「ピンクモスク(プラト・モスク)」。
「プトラ・ブリッジ(Putra Bridge)」と橋というネーミングですが、普通の道路って感じです。
奥には各省庁の建物がありますが、この日は日曜日だったので、政府関係の人は皆お休みなんでしょうね。車も人もほとんど見かけませんでした。
「プトラ・ブリッジ(Putra Bridge)」を歩きながら、水辺の美しい景観を撮影しました。
左側の建物は「連邦領省(Ministry of Federal Territories)」です。
建物内にはレストランもあるので、水辺越しに「ピンクモスク(プラト・モスク)」を見ながら食事できるかもしれません。
「プトラジャヤ湖(Putrajaya Lake)」周辺はかなり緻密に都市デザインされていると思いました。
歩いていて、気持ちいい場所でしたね。
この建物には「会計局(Accountant General Department)」が入っています。
この建物は「税関局(Royal Customs & Excise Department)」が入っています。
この建物は「財務省(Ministry of Federal)」です。
これは何の建物か分かりませんが、このあたりでは一番今っぽいデザインの建築だと思いました。
「プトラ・ブリッジ(Putra Bridge)」で「財務省(Ministry of Federal)」のあたりを右に曲がると、「スリ・ワワサン橋(Jambatan Seri Wawasan)」に出ます。
マレーシアで最も美しい橋の1つと言われているだけあって、デザインがカッコイイですね。日本も橋のデザインにはもっと凝って欲しいと思います。
真下から撮ってました。夜はライトアップされるそうです。
「スリ・ワワサン橋(Seri Wawasan Bridge)」から見える「ピンクモスク(プラト・モスク)」。
「ピンクモスク(プラト・モスク)」の反対側には駅で見た不動産の広告のような住宅が建築中でした。
政府関係者が住む一戸建てでしょうか?
デザイン性が高くて、窓も大きいので、開放感がありそうでいいですね。
地図・関連リンク
- Portal Rasmi Perbadanan Putrajaya
- Putrajaya – Wikipedia
- Putra Mosque – Wikipedia
- Perdana Putra – Wikipedia
- Putrajaya Lake – Wikipedia
- Putra Bridge – Wikipedia
- Seri Wawasan Bridge – Wikipedia
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