マリーナ・ベイ・サンズの外観写真をいろんな角度から撮ってみた

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シンガポールに来て改めてに思ったことは、ホテル「マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)」の存在感がすごいということです。

散々、テレビや雑誌では見ていましたが、実際に目の前でみると、やっぱり「すごい・・・」の一言でした。

「よく、こんなデザインのホテルを作ることを思いついたな」と関心してしまいました。

そこで、今回は様々な角度から撮影した「マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)」の写真を掲載しながら、このホテルについての成り立ちや詳細を書いていこうと思います。

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)」を含むマリーナ・エリアは、シンガポールが都市国家として成長するために埋め立てられた埋立地ということは「マリーナ・ベイ駅からマーライオンまでマリーナ・ベイ周辺を歩いてみた」に書いた通りです。

そして、マリーナ・ベイ周辺開発の2003年時点のマスタープランでは、「マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)」を作ることは計画には入っていませんでした。

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

しかし、2005年4月、リー・クアンユー首相がマリーナ・ベイとセントーサ島の2つの総合リゾート開発の計画を発表。

そして、2006年にラスベガスにあるカジノリゾート運営会社「ラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands Corp)」がカナダ人建築家「モシェ・サフディ(Moshe Safdie)」のデザインによりマリーナ・ベイの再開発プランの入札を落札。

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

そして、「マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)」は2010年に3つのフェーズに分けて段階的にオープンし、2011年2月17日にグランドオープンしました。

デザインは建築家モシェ・サフディ(Moshe Safdie)

モシェ・サフディ(Moshe Safdie)

マリーナベイ サンズをデザインしたモシェ・サフディ(Moshe Safdie)は1938年にイスラエルで生まれた建築家です。

国籍はイスラエル、カナダ、アメリカと3つあるようです。

TEDで建築について語っている動画がありました。(日本語字幕あり)

単なるホテルじゃない、複合リゾート施設

複合リゾート開発

「マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)」と言うと、「屋上にプールがある3つのガラス張りのホテル」くらいに思っている人が多いですが、実はホテルは単なる1つの機能であり、他にも以下のような様々な施設がある複合リゾート施設です。

  1. Hotel(3棟のホテル):客室数は2560部屋。
  2. Sands SkyPark(サンズ・スカイパーク):高さ200メートルの位置に空中公園。150メートルのインフィニティプール、展望台、ジョギングコース、庭、レストラン、ラウンジなどがある。
  3. Casino(カジノ):テーブル500台、スロットマシーン1600台。
  4. The Shoppes at Marina Bay Sands(ショップ):デザイナーズブランドなどのショップやレストラン。
  5. Sands Expo and Convention Center(コンベンションセンター):国際会議や展示会などができる多目的展示スペース。
  6. Museum of ArtScience(アートサイエンス ミュージアム):アートとサイエンスが融合する博物館。
  7. Theaters(シアター):2つの劇場
  8. Crystal Pavilions(クリスタル・パビリオン):水上に浮くショップやナイトクラブ。
  9. Event Plaza(イベント・プラザ):イベント、パフォーマンス、屋外コンサート、カーニバルなどに最適な多目的屋外スペース。

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

「マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)」はホテルとしてはイマイチと言う人がいますが、そこはあまり問題じゃないんですよね。

「一度でいいから泊まってみたい。屋上のプールに入ってみたい。」

こう思ってもらって、他国ではなくシンガポールを旅先に選んでもらえればOKなんです。

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

資源のない小国シンガポールは、観光客にたくさん来てもらって、たくさんお金を落としてもらうことは国家戦略の1つです。

旅行先を選ぶ時の材料として、「マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)」はかなりの役割を果たしていると思います。

僕も次シンガポールに行ったら、屋上のインフィニティプールに入りたいですからね。

ちなみに、屋上のSkyPark(スカイパーク)は宿泊客しか入れません。

つまり、「マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)」に泊まらないと、インフィニティプールには入れないんですね。

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

実際、「マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)」はシンガポールの2015年のGDPの0.8%にあたる270億ドルの経済効果があり、1万人の雇用を生み、2万もの職を他の業界に作ることに貢献しているそうです。

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)-singapore8

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

ガラス張りの外観なので、金融街のシェントン・ウェイの高層ビルが写り込んでいます。

その日の天気や時間帯によっても、姿を変えます。

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)自体も素晴らしデザインなのですが、周囲の環境も素晴らしので、余計に引き立ちます。

ここまで計画的に造られた街は、シンガポールのマリーナ・エリア以外だとドバイくらいじゃないでしょうか?

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

ザ・リッツ・カールトン ミレニア シンガポールの部屋から見たマリーナベイビュー

リッツカールトンホテルから見たマリーナ・ベイ

今回シンガポールで宿泊した「ザ・リッツ・カールトン ミレニア シンガポール」のマリーナベイビューの部屋から見た朝6時くらいの景色です。

28階のクラブフロアの部屋に宿泊しました。

リッツカールトンホテルから見たマリーナ・ベイ

これは10時くらいかな。

リッツカールトンホテルから見たマリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

クラブフロアの部屋に宿泊すると、最上階の32階にあるクラブラウンジを利用できるのですが、そこから見た景色です。

マリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)の左側には「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)」や「フラワードーム(Flower Dome)」が見えます。

リッツカールトンホテルから見たマリーナベイ サンズ(Marina Bay Sands)

アップしてみると、屋上のSkyPark(スカイパーク)のパラソルや椰子の木が見えます。

リッツカールトンホテルから見たマリーナベイ の夜景

これは28階の部屋から見た夜景です。

かなり前もって予約しないと、予約は取れない人気ホテルです。

地図・関連リンク

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