
ハジ・レーン〜裏原宿のような可愛いショップやカフェがある狭い路地
シンガポールのアラブ・ストリート(Arab St.)の西側の隣に「ハジ・レーン(Haji Lane)」という名前の狭い路地がありました。
1本の細長い通りなのですが、見た瞬間にかなりのパワーを感じて、スッと引きこまれてしまいました。
入った瞬間に「なんだか裏原宿みたいだな」と思ったくらい、個性的なショップやカフェが集まっていました。
アラブ・ストリート(Arab St.)の隣の路地なので、「裏アラブ・ストリート」と言ってもいいかもしれません。
ここはバーですね。
外壁が芸術家たちの表現の場となっています。
原宿のように、シンガポールのオシャレ好きな若者が頻繁に通う場所のようですが、観光客も多く、個性的なお店をバックに写真を撮っている人も多かったです。
別に何も買わなくて、ただ歩いているだけで楽しめる通りですね。
この通り自体がギャラリーのような印象を受けました。
今となってはシンガポールのオシャレな通りとなっている「ハジ・レーン(Haji Lane)」ですが、60〜70年代には貧しいマレー系家族のための宿泊施設が提供されたエリアだったそうです。
また、メッカ巡礼を終えた巡礼者の宿泊所としての役割も担っていたそうです。
そもそも、路地の名前である「Haji」は「メッカ巡礼を終えたイスラム教徒」を意味するマレー語です。
つまり、「ハジ・レーン(Haji Lane)」という名前は、「メッカ巡礼を終えたイスラム教徒の通り」という意味なんですね。
オーチャード・ロードのような大きなショッピング街には店を出せない新進気鋭の若手デザイナーが、歴史あるプラナカン建築の古い家にショップを構えているところが、新旧融合で独特の雰囲気を醸し出しています。
シンガポールというと高層ビルが印象的で「アジアの進化する都市」といったイメージが強いかもしれませんが、「ハジ・レーン(Haji Lane)」では昔ながらのシンガポールを感じることができます。
だんだか、雰囲気もゆったりとまったりとしています。
後から知ったので僕は行ってないのですが、ハジ・レーン(Haji Lane)の西側の隣(アラブ・ストリートの2本隣)に「バリ・レーン(Bali Lane)」という通りがあって、この通りもオシャレなカフェなどがたくさんあるようです。
地図・関連リンク
- Haji Lane: A Shopping Guide, Its History, & Its Conservation
- Singapore’s Artsy Haji Lane: The Lion City’s Last Hidden Gem
- Haji Lane – Wikipedia, the free encyclopedia
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