
エメラルド・ヒル・ロードのプラナカン建築がカラフルでオシャレ!
オーチャード・ロードを歩いていると、なんとなく雰囲気が良さそうな路地を見つけました。
僕の冒険心が騒いだので、奥まで行ってみることに。
僕の旅のテーマは「その先の向こうへ・・・」なので!
案の定、イイ感じの世界が広がっていました。
隠れ家的なカフェがありました。ここは、ヤバイ!
建物がカラフルで可愛いですね。
僕がシンガポール在住で、日本から友達が遊びに来たら、ここに連れて行きそう・・・。そんな素敵なエリアです。
とにかく、建物がオシャレ!
「こんな家に住んだら楽しいだろうなぁ〜」と純粋に思っちゃうような雰囲気です。
後ろを振り返ると、オーチャード・ロードがまだ見えます。
この標識を見て、初めてこの通りの名前が分かりました。
「Emerald Hill Rd(エメラルド・ヒル・ロード)」という名前のストリートなんですね。
日本語訳すると「エメラルドの丘」です!
ヤバイ、名前もオシャレ!
「丘」というだけあって、緩やかな坂道になっています。
後で調べて分かったのですが、「Emerald Hill(エメラルド・ヒル)」にあるオシャレな建物は「プラナカン様式」とか「プラナカン建築」と言うそうです。
「プラナカン」とは、15世紀末からマレーシアやシンガポールにやってきた、中国系移民の子孫のことです。
中国系移民の子孫たちは現地の女性と結婚し、中国とマレーの文化をルーツに、アジアやヨーロッパの文化を混ぜ合わせ、独自の華やかな文化を創りあげました。
それが「プラナカン文化」です。
シンガポールにはプラナカンの人々と文化を紹介する「プラナカン博物館」もあるので、今度シンガポールに行ったら立ち寄ってみたいですね。
米Wikipediaによると、この「Emerald Hill Rd(エメラルド・ヒル・ロード)」は1901年に区画され、1925年にかけて道路沿いに家が建てられたそうです。
今では保護地域になっているようですね。
ぱっと見、横幅が狭い家なので、小さな家のように見えますが、奥行きがあるので実際にはけっこう広いとか。
お宅訪問とかしてみたいですね。
プラナカンは貿易で儲かったので、お金持ちが多いそうです。
建物自体も有名建築家によるデザインだとか。
シンガポールって都会なんだけど、自然が多いのがいいですよね。
東京に比べると、圧倒的に緑が多いです。
赤道に近い熱帯雨林に位置しているので、こんなでかい木も普通にあります。
すごいっすね。重みで斜めってます。
家の出入口に植木があるのとないのとでは、だいぶ印象が変わってくるでしょうね。
シンガポールに来て思ったことは、「やっぱり自然と共に暮らすのは大事だ」ということですね。
花も南国っぽい感じで素敵です。
エメラルド・ヒルに住んでいる人はかなりの金持ちだと思います。
金持ちじゃないと、こんなところ住めないですね。
シンガポールって車は日本の倍くらい高いのですが、それでも2台も持っている家が多かったですね。
しかも、1台は高級車というパターンが多かったです。
ベンツとか当たり前ですからね。
日本だと東京ミッドタウンのリッツカールトンホテルの入口に行くと、高級車がたくさん駐車していて、シンガポールみたいな超富裕層が織りなす別世界を垣間見ることができます。
マレーシアにはリンクハウスといって、1つ1つの家が隣り合ってくっついている家に住むのが一般的ですが、プラナカン建築もマレー文化であるリンクハウスの影響を受けていることが分かります。
隣の家の声とか聞こえてこないのでしょうか?
夕方になると急にスコール(雨)が降るので、こういった雨宿りできる屋根はシンガポールでは必須です。
「FOR RENT」とあります。家賃はどのくらいなのでしょうか?
ウェブサイトのアドレスが書いてあったので、見てみたのですが、値段は書いてないですね。
ただ、シンガポールの住宅やマンションは東京よりは高いので、かなりの額だと思われます。
アジアだとシンガポールと香港の住宅価格は、東京以上の価格帯になっています。
日本だと「六本木ヒルズに住んでいる」と聞くと、「おっ!」とか思いますが、シンガポールでは「エメラルドヒルに住んでいる」ということが同じようなブランドになるのかな?
この辺りで、プラナカン建築は終わり、普通のマンションが出てきます。
このコンドミニアムもかっこいですね〜。
オーチャードロードに買い物に行ったら、ぜひエメラルド・ヒル・ロードもチェックしてみるといいでしょう。品のいいセレブの匂いがプンプンします。
地図・関連リンク
- プラナカン – Wikipedia
- Peranakan – Wikipedia, the free encyclopedia
- Emerald Hill, Singapore – Wikipedia, the free encyclopedia
- 【旅を深めるミニ講座】究極の美を巡るシンガポール、プラナカンの旅 ~前編~ | TRIPPING!
- Peranakan Museum(プラナカン博物館)
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