男の僕がゴシップガールに惹かれる理由、インテリアとアートのセンスがいい!

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僕は海外ドラマが好きなのですが、中でも「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」が大好きです。

こういうと、「えっ!?なんで??」とよく言われます。

というのも、「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」はどう考えても女性向けのドラマだからです。

では、なぜ男の僕が「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」に惹かれるのかというと、主に3つの理由があります。

  1. マンハッタン内での撮影が多いので、ニューヨークの街並みが見られる!
  2. インテリアがイケてる!
  3. 写真や絵画などのアート作品がたくさん出てくる!

特に、3つ目のアートが僕にとっては魅力的なんです!

こんな感じなので、ストーリーは二の次です。ぶっちゃけ、どんな話なのかよく分かっていません。。なんとなく、「友達同士で付き合いまくっているセレブたち」って印象はありますが・・・。

撮影の70%がスタジオではなくニューヨークの街中で撮影!

ニューヨーク

「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」は「セックス・アンド・ザ・シティ(SEX and the CITY)」のように、撮影の70%がスタジオではなく、ニューヨークの街中で撮影されていると言われています。

ニューヨークのストリートや公園、ショップ、レストラン、カフェ、バー、ホテルなどなど。

「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」の撮影で使われた場所をグーグルマップで見ることができる「Gossip Girl Locations!」というサイトまであるくらいです。

Gossip Girl Locations!

New York Magazineでは「Most Restauranty Show Since Sex and the City」と紹介されました。

これを日本語訳するなら、「SEX and the CITY以来のニューヨークのレストランがたくさん出てくるドラマ」って感じでしょうか?

ゴシップガールの脚本兼女性プロデューサーのStephanie Savage(ステファニー・サヴェージ)は上司にかけあってニューヨークで撮影することにこだわったそうです。

でも、NYで撮影するのは大変だし、コストもすごくかかります・・・。

そのため、途中で「New York, or bust(NYで撮影するか破産か)」というのがミッションになったそうです。

NYで撮影することにこだわった結果、放送された5年間で約2億円ものお金がニューヨークに落ち、6,300人もの雇用を生むことになりました。

つまり、「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」はニューヨークの雇用にも貢献したドラマということです。

また、チャック・バスが買収した「The Empire Hotel(エンパイア ホテル)」はドラマ内で何度も出てきましたが、「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」で露出されたことで予約が5〜10%ほど増えたそうです。

The Empire Hotel

「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」はホテル暮らしをしているセレブもたくさん出てきますが、実際にNYに元々存在するホテルが使われているところもポイントですね。

僕が今回の旅で泊まったThe New York Palace(ザ ニューヨーク パレス)もその1つです。

The New York Palace(ザ ニューヨーク パレス ホテル)

ゴシップガールの視聴率がアメリカで良かったのも、「セレブのスキャンダラスな日常を描く」というコンセプトだけでなく、NYのイケてるショップやレストラン、カフェ、バーなどを知ることができるというのも大きな要素になったはずです。

「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」はアメリカでは2007年9月19日〜2012年12月17日に放送されたので、すでに閉店している店がありますが、この時期のニューヨークの街並みやイケてるショップをたくさん見ることができます。

これだけでニューヨーク好きな人は楽しめると思いますし、これから初めてニューヨークに行く人にも予習にいいと思いますね。

僕は将来的にニューヨークに住みたいと思っているので、ニューヨークが舞台の海外ドラマや映画はついつい見ちゃいますね。

「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」はhulu(フールー)で全シーズン字幕と吹替で観ることができます。(2週間無料)

AmazonではコンプリートBOX売っていますが、2万弱とちょっと高いですね。。

ちなみに、当サイトではニューヨークを舞台にした映画や海外ドラマを紹介しています。

商品をドラマ内で使って宣伝するプロダクトプレイスメント

「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」には「プロダクトプレイスメント」という広告手法が使われています。

「プロダクトプレイスメント」とは宣伝したい商品をドラマ内でさりげなく使ったり、役者に商品名を言わせたりして広告っぽくなく宣伝する広告手法で、CMスキップ機能の対策にもなる広告です。

たとえば、シーズン2ではやたらとコカ・コーラ社の「Vitaminwater(ビタミンウォーター)」が出てきます。

そして、役者に「ビタミンウォーターを下さい」などと言わせています。

また、「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」には携帯電話が頻繁に出てきますが、Verizon WirelessはSprintやT-Mobile、AT&Tといった巨大通信会社と戦って、ゴシップガールでの独占取引を勝ち取ったそうです。

セリーナやブレアがVerizon Wirelessの携帯電話を使っていたら、彼女たちセレブに憧れる視聴者も同じ携帯電話を使いたくなるので、宣伝効果があるんですね。

同様に、ドラマ内に出てくる実在のレストランやカフェ、クラブ、バー、ホテルなども宣伝効果大ですね。

広告を出すよりも嫌らしくなく自分の店を知ってもらえますし、ゴシップガールを見た人が来店して、スマホで写真を撮って、勝手にソーシャルで拡散してくれたりして良いことだらけです。

そういう意味では、ニューヨークを舞台に撮影した「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」は、ニューヨークという街自体をプロダクトプレイスメントしていると見ることもできます。

「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」を見て、ニューヨークに行きたいと思う人が増えれば、まさにそれはニューヨークを広告しているのと同じことですからね。

部屋のインテリアがオシャレ!

「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」はインテリアセンスも抜群で、すごく参考になります。

ソファーや椅子などの家具だけでなく、壁紙やカーテンまでオシャレです。

インテリア

一番奥にあるのは「Ryan McGinley(ライアン・マッギンレー)」の写真です。

インテリア

インテリア

インテリア

インテリア

こんな感じで、インテリア本がそのままドラマになったような感じなんですね。

僕はインテリア好きなので、そういう楽しみ方もありました。

ここまでセンスの良いインテリアを見られる海外ドラマは他にはないと思いますね。

アート作品のオンパレード

「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」で僕が一番魅了されたのが、ドラマ内で出てくる写真や絵画などのアート作品ですね。

インテリア同様に、センス抜群です。

特に、シーズン2でリリーとバート・バスが結婚して一緒に住むようになってからのペントハウスでのアートが最高です。

部屋の入口には「Kiki Smith(キキ・スミス)」の絵画があり、次に「PRADAアート」が続きます。

PRADAアート

高級ブランドをモチーフにした作品が多い「Oliver Gal(オリバー・ガル)」のPRADAアート。

これはかなり話題になったアート作品です。ドラマ内で一番露出度が高かったアートでもあります。

これで「Oliver Gal(オリバー・ガル)」の名前が一気に世の中に広がったそうですね。

この作品には「へぇ〜」と思ってしまうようなバックグラウンドがあります。

「PRADA」という文字の下に「MARFA」とありますが、MARFA(マーファ)はアメリカ・テキサス州の砂漠の街の地名です。

この街に、ベルリンを拠点に活動する「Elmgreen and Dragset(エルムグリーン&ドラッグセット)」という2人組アーティストが2005年に作った「Prada Marfa」という建築作品があります。

Prada Marfa

中にはPRADAのバッグやシューズが展示されていますが、この建物自体が建築作品なので店員はいません。ショップではなく、あくまでもアート作品です。

80,000ドル(1ドル120円で960万円)もかけて作ったのに、修復は一切せずに、ゆっくりと時間と共に廃れていって、最終的には自然景観に戻っていくことを目的に作られました。

PRADAのような高級ブランドをモチーフにしているのに、ボロくなっても修復せず、最終的には「土に戻る」ことをコンセプトにしているところが面白いですね。

この動画を見ると、本当に何もない砂漠にポツリと建てられたことが分かります。

さて、話を「PRADAアート」の方に戻しますが、「MARFA」の文字の下に「1837 MI」という文字と「矢印」があります。

これは、「ここからMARFAまで1837マイルです」ということです。

1マイルは1.6キロなので、1837マイルは約2939キロです。

つまり、「ニューヨークのパレスホテルの自宅からPrada Marfaがある場所までの距離は約2939キロですよ」ということを、この「PRADAアート」の中に描かせているのです。

さすが、セレブです!金持ちはやることが違いますねっ。

ちなみに、この「PRADAアート」はOliver Galの公式サイトで購入できます。

海外のサイトなので、「送料(船便で62.20ドル)」と「クレジットカードの為替手数料(1.60%前後)」と「関税(約5%)」がかかりますが。

Amazonでも購入できるようです。

Richard Phillips(リチャード・フィリップス)

Richard Phillips(リチャード・フィリップス)

「Oliver Gal(オリバー・ガル)」のPRADAアートと同様に話題になったアート作品は「Richard Phillips(リチャード・フィリップス)」の絵画ですね。

セリーナの母親のリリーがアートにこだわりのある人なので、室内にはたくさんの絵や写真が飾ってあります。

これこそが、金持ちの象徴なんでしょうね。

お金持ちにとって、アートは投資対象だし、客が来た時のギャラリー的な役割を担うし、所有欲を満たしてくれるし、空間を彩ってくれるし、心も豊かにしてくれるものですからね。

「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」はマンハッタンセレブのドラマですから、アートは欠かせない要素なのです。

ペントハウスだけでなく、ドラマ内では多くのアート作品が出てきて、僕の心を魅了します!

役者よりも、僕の目は後ろの絵画や写真に釘付けになります。

「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」には様々なシーンでアート作品がさりげなく画面のどこかに写っているので、「アートを探せ!」的な楽しみ方もありますし、飾り方も参考になります。

で、思ったんです・・・。

「こんなにセンスのいいインテリアやアート作品をディレクションしているのは誰なんだ?」と・・・。

インテリアやアートはChristina Tonkin Interiorsがディレクション

「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」のインテリアやアートのディレクションはChristina Tonkinという女性がやっている会社「Christina Tonkin Interiors」が手がけているようです。

Christina Tonkinは独立する前に、「Sex and the City」の室内装飾にも携わったとか。

Christina Tonkinのブログには、「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」に出てきたインテリアやアートの写真がたくさん掲載されています。

set decoration on gossip girl by christina tonkinChristina Tonkin Interiors Blog

ちなみに、衣装デザインはEric Damanという男性が担当したようですね。

というわけで、男でも「ニューヨーク好き」「インテリア好き」「アート好き」な人なら「ゴシップガール(GOSSIPGIRL)」は十分に楽しめる海外ドラマだと思います!

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