
2015年1月、ニューヨーク11泊13日の旅を終えて・・・<完>
久しぶりの旅だった・・・
2013〜2014年の2年間はアフィリエイトと心中したので、日本を一度も出ないどころか、たまに東京に遊びに行ったり、たまに湘南や千葉にサーフィンに行くだけで、僕が住む横浜から出ることはほとんどなかった・・・。
それどころか、ほとんどの時間を自宅で過ごした日々だった。
そして、ニューヨーク自体もすごく久しぶりだった。
僕が知っているニューヨークと変わらない部分もあれば、全く変わっていた部分もあった。
一番変わっていたのは、高層マンションが増えていたこと。
しかも、日本と比べてかなり高額。0が1つ多い・・・分譲なら10億〜という価格帯・・・。
高層マンションは少ない土地に多くの人が住めるというメリットがあるが、今のNYではそのメリットがあまり活かされていないようだ。
というのも、高額すぎて住める人が限られてしまうから。ファンドなどが投資用に購入して、そのまま空室ということも多いらしい。
次回、ニューヨークに行ったら、「マンハッタンのタワーマンション事情」をテーマの1つにしたいと思っている。
旅をした2週間弱、今までと全く違う環境に身を起き、いつもと違う言葉を話し、いつもと違う音を聞いて、いつもと違う景色を見て、いつもと違うモノを食べて、いつもと違う行動をして過ごした。
中でも一番の違いは、とにかく歩きまわったことだ。
多い日で、1日6時間以上もマンハッタン内を歩きまわった。
そして、とにかくこの目で見たものを片っ端から写真に撮った。直感のままにシャッターを押した。
僕はデスクワークなので、日本では普段から意識して運動を取り入れるようにしている。つまり、日常的に運動はしている。
それでも僕の足は筋肉痛になった。寝る前と朝のストレッチはいつも以上に念入りにやった。
日本ではきれいに履いていたニューバランスのスニーカーは、だいぶ貫禄がついてしまった・・・。
一番心配していた気温は、持ち前の適応力でなんとか乗り越えた。
最初の3日間くらいは、あまりの寒さにビビっちゃったけど。。僕は寒いのがホントに苦手だ。
1時間ほど外を歩いたら、服屋さんや雑貨店などの室内に入って体を温め、また1時間ほど外を歩くみたいな感じでなんとか寒さを乗り切った。
1時間も外を歩くと、足の先から頭の先まで冷えきってしまうほど、1月のニューヨークは寒かった。
でも、滞在して5日もすると徐々に寒さに慣れ、最高気温3度の日ならそれほど寒いとは感じなくなった。
「人間の体の適応力ってすごいな・・・」と思った瞬間だった。
といっても、さすがに最高気温がマイナスの日は、体の芯から冷えきってしまったが・・・。
特に、セントラルパークを歩いていた時は、気温マイナス8度だったので本当に寒かった。。
頬が寒さで硬くなってしまい、喋るのもやっとくらいだった。。カメラのレンズもおかしくなっていた。。あの時はさすがにビビった。。
こんな経験をしたので、1月21日に帰国して数日間は、「日本は暖かいなぁ〜」と思いながら過ごしていた。
ニューヨークでは、夜は出かけるほどの気力も体力も残ってなかった。
夜の気温はマイナスのことが多かったので、外出するならかなり気合を入れる必要があった。
でも、僕にはそんな気力は残っていなかった。日中歩きまわったことで、体力のほとんどは使い果たしていた。
気温以前の問題で、治安面からしても、ニューヨークの夜の外出は気をつける必要がある。
1日くらいクラブで飲んだり、踊ったりしたかったんだけどな・・・。
ニューヨークには多様な人種が住んでいる。おそらく、世界一の人種のるつぼ(melting pot)だ。
バックグラウンドが違う人が多いぶん、スタイルも多様だ。それは、見た目という分かりやすい部分から、思想という分かりづらい部分にまで及んでいる。
最終日、スタバの窓際の席からふと外を眺めると、改めてその様々なスタイルを感じてしまった。
僕はいつかニューヨークに住みたいと思っている。
学生時代、初めてこの地を踏んだ時からそう思っている。
僕はニューヨークの雰囲気が好きだ。
人種だけでなく、「静と動」「新と旧」が入り混じった雑多なところも好きだ。
「成功するぞ!」と野心に燃えた人が世界中から集まっているからこそのエネルギーも好きだ。
治安面で緊張感のあるところも嫌いじゃない。
ロマンティックな街並みも大好きだ。
多種多様な価値観を受け入れる懐の深さ・広さにも好印象を持っている。
だから、いつも妄想している。
ニューヨークで、部屋からセントラルパークが見えるマンションに住んで、室内にアトリエがあって画家として活動していたり・・・。
ホテル最上階のペントハウスに住んで、1階をリビング、2階をスタジオにして、フォトグラファーとして活動していたり・・・。
日中はタクシーの運転手をして、客待ちの時間にノートパソコンでアフィリサイトを作っていたり・・・笑
こんな妄想を日々している・・・。
そして、この先、この街を超える街に出会えたら・・・と思うこともある。
僕は「景色」に価値を置く傾向があるようだ。
僕が今、タワーマンションに住んでいるのも、その傾向の現れだと思う。
東京に行けば、部屋から東京タワーが見えるマンションに住みたいと思う。
ロサンゼルスに行けば、部屋から海が見える家に住みたいと思う。
ニューヨークに行けば、部屋からセントラルパークが見えるホテルのレジデンスに住みたいと思う。
妄想は多くの場合、妄想で終わってしまう・・・。
でも、諦めないで追い続ければ、まれに手に入れられることもある。
僕はいつも思っている。
「欲しいものがあったら、手を伸ばして、取りに行けばいい」と。
次はどこに行こうかな・・・
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