ニューヨークに行く前に確認しておきたいマンハッタンの地図の見方

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ニューヨークに行く前に確認しておきたいことの1つにマンハッタンの地図の見方があります。

旅行で始めて行く場所となると、事前に必ずチェックするのが気候や気温ですね。

ニューヨークの気温については以下の2記事をチェックすればOKです。

ただ、マンハッタンの場合は、気温だけでなく事前に地図の見方をチェックしておくことによって、現地に行ってからかなりラクに観光ができるようになります。

まず、ニューヨークに着いたら、滞在するホテルで以下のようなマップ(地図)をもらいましょう。

マップ

部屋に置いてあるホテルもありますし、部屋になければ受付に言えば、たいていの場合は無料でくれます。

「地球の歩き方」にも地図がありますが、個人的には現地でもらうマップの方が見やすいと思います。

マンハッタンは碁盤の目のように道が作られているので、地図の見方さえ理解しておくと、どこに行くにも分かりやすいですし、しっかり計画されて作られた街であることが分かります。

まず最初に理解することは、マンハッタンの道は「縦(南北)」と「横(東西)」の2種類ということです。

基本的に、「縦(南北)」の通りが大通りで、「横(東西)」の通りが小さい通りになっています。

縦(南北)の通りはアベニュー(Ave.)

「縦(南北)」の通りは「アベニュー(Avenue / Ave.)」と表記されます。日本語では「◯番街」と表記されることが多いです。

たとえば、「5th Ave.(フィフス・アベニュー)」は日本語だと「5番街」と表記されます。

ちなみに、「Avenue」は「大通り、並木道」といった意味があります。

アベニューは東(右)から西(左)に向かって、「1st Ave.」「2nd Ave.」「3rd Ave.」と数字が大きくなり、「12th Ave.」まであります。

要は、マンハッタンは縦(南北)に12本の大通りが走っているということです。

アベニュー

「3rd Ave.」と「5th Ave.」の間には

「Lexington Ave.(レキシントン街)」
「Park Ave.(パーク街)」
「Madison Ave.(マディソン街)」

という3つの大通りがあり、「4th Ave.」がありません。

実は、昔は「Park Ave.(パーク街)」が「4th Ave.」だったそうですが、今は「4th Ave.」という記述はほとんど見かけませんね。

「Lexington Ave.(レキシントン街)」「Park Ave.(パーク街)」「Madison Ave.(マディソン街)」の3つの大通りは比較的お店が多い栄えた通りなので、要チェックですね。

ブランド好きな人なら、アッパー・イースト・サイドの「Madison Ave.(マディソン街)」に行けば、高級ブランド店がたくさんあります。

ブロードウェイ

さて、マンハッタンを縦(南北)に走る大通りの中で1つだけ秩序を乱す異端児的な大通りがあります。

それが「Broadway(ブロードウェイ)」です。

「Broadway(ブロードウェイ)」はマンハッタンの碁盤の目のように規則正しく並んでいる通りの中で、「そんなの関係ねぇ!」と言わんばかりに斜めに突き抜けます。

マンハッタン最南端のバッテリーパークからハーレムのずーと上の方まで続くかなり長い通りです。

「ブロードウェイ」と言うと「ブロードウェイ・ミュージカル」を思い浮かべる人が多いと思いますが、ミュージカルが多いタイムズスクエアにも「Broadway(ブロードウェイ)」は走っていますが、実際はマンハッタンを南北に突き抜ける長い通りなのです。

「Broadway(ブロードウェイ)」はかなり大きな通りなので、バッテリーパーク(最南端)から「Broadway(ブロードウェイ)」を北へ向かって歩くだけでも、ちょっとしたニューヨーク観光になりますよ。

横(東西)の通りはストリート(St.)

「横(東西)」の通りは「ストリート(Street / St.)」と表記されます。日本語では「◯丁目」「◯◯ストリート」「◯◯通り」と表記されることが多いです。

たとえば、「14th St.(フォーティーン・ストリート)」は日本語だと「14丁目」や「14ストリート」と表記されます。

「Canal St.」は日本語だと「カナル・ストリート」や「カナル通り」と表記されます。

横(東西)の通りで抑えておくべき通りをいくつか紹介します。

カナル・ストリート

まず、地図を最南端のバッテリーパークから北(上)に向かって見ていくと、最初に東西に走る通りが「Canal St.(カナル・ストリート)」です。

「Canal St.(カナル・ストリート)」の南(下)にはチャイナタウン(Chinatown)トライベッカ(Tribeca)があり、北(上)にはリトルイタリー(Little Italy)ソーホー(SOHO)ノリータ(Nolita)があります。

14th St.

横(東西)に走る通りで次にチェックすべきは、「14th St.」です。

「14th St.」の真ん中にはユニオン・スクエア・パークユニオン・スクエア駅があります。

ユニオン・スクエア駅はどこに行くにも便利な比較的大きな地下鉄駅です。

また、西(左)にいけば、チェルシー・マーケット(Chelsea Market)ハイライン(The High Line)もあります。

23th St.

次にチェックすべきは、「23rd St.」です。

「23rd St.」にはマディソン・スクエア・パーク(Madison Square Park)ホテル・チェルシー(Hotel Chelsea)があります。

42th St.

次にチェックすべきは、「42nd St.」です。

「42nd St.」にはグランドセントラル駅ブライアント・パークタイムズ・スクエアがあります。

マンハッタン内を横(東西)に走る大通りとしてはこんなところですね。

あとは、自分の目的地に合わせて事前にチェックしておくといいでしょう。

たとえば、美術館巡りをしたいなら、以下のようにストリート番号だけでも暗記しておけば、地図の中の縦位置のどのあたりかが分かります。

  • MoMA:53rd St.
  • セントラルパーク(南端):59th St.
  • ホイットニー美術館:74th St.
  • メトロポリタン美術館:81th St.
  • グッゲンハイム美術館:88th St.(2015年内にハイラインの近くに移転します)

とにかく、ニューヨークのマンハッタン内は「縦(南北)」と「横(東西)」です。この位置関係を事前にインプットしてけば、現地に着いてから迷うことなく観光できるはずです!

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