
予想以上に大きかったニューヨークのチャイナタウン(Chinatown)
リトル・イタリー(Little Italy)の真下にあるのがチャイナタウン(Chinatown)です。
チャイナタウン(Chinatown)を歩いてみて思ったことは、「思いのほかデカイ!」ということでした。
実際、リトル・イタリー(Little Italy)は縮小しているぶん、チャイナタウン(Chinatown)は拡大しているようです。
つまり、チャイナタウン(Chinatown)が過去にリトル・イタリー(Little Italy)のエリアだったところまで飲み込みつつあるということです。
ニューヨークに最初に来た中国人は船員で、19世紀半ばには中国人がチャイナタウン(Chinatown)に住み始めました。
リトル・イタリー(Little Italy)は19世紀半ば頃にイタリアから来た移民たちが住み出したエリアなので、時期的には同じ頃に始まった街と言えます。
リトル・イタリー(Little Italy)ではイタリアン・マフィアが暗躍したように、チャイナタウン(Chinatown)にはトング(堂)というギャングが暗躍したそうです。
イタリア人と中国人の縄張り争いなどはなかったのでしょうか?
映画では「イタリアン・マフィア vs 中国人マフィア」ってあまりないですよね??僕が知らないだけでしょうか?
リトル・イタリー(Little Italy)とチャイナタウン(Chinatown)の他のエリアとの違いは、通りに「Welcome to Little Italy」や「Welcome to Chinatown」という飾りがあることです。
わざわざ、こういった装飾をするということは、縄張り争いがあるということの裏返しように感じました。
「ここからはリトル・イタリーですよ!」という装飾がある通りには、中国人はチャイニーズストアは出店しずらいでしょうからね。
逆に、「ここからここまではチャイナタウンですよ!」と装飾があると、イタリア人は取られた土地を取り返しづらくなります。
リトル・イタリー(Little Italy)にはそれほど人が多いという印象を受けませんでしたが、チャイナタウン(Chinatown)は人が多くて賑わっている印象をすごく受けましたね。
この辺りに、両者の勢いの違いを肌で感じました。
マンハッタンやその周辺のニューヨークには9つのチャイナタウンがあるそうです。
一番古いのがここで、あとはクイーンズにある「フラッシング(Flushing)」というチャイナタウンもかなり大きいようですね。
とにかく、チャイナタウンには「Welcome to Chinatown」という装飾が至るところにあります。
中国人の銅像もありました。
この人は林則徐(lin zexu・りん そくじょ)という人で、イギリスによるアヘン密輸の取り締まりを強化した中国清代の官僚、政治家だそうです。
マクドナルドも中国語でした。
地図・関連リンク
- New York Chinatown Travel and Visitor Information
- Chinatown-online.com
- explore chinatown nyc
- チャイナタウン (マンハッタン) – Wikipedia
- NYチャイナタウン濃厚ガイド
- ニューヨークフラッシング (Flushing)ご近所ガイド
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