
ニューヨークの伝説「ホテル・チェルシー」は2016年開業に向けて現在修復&改装中
チェルシーマーケット(Chelsea Market)の帰りに、23thストリートまで歩いて行きました。
目的はニューヨークの伝説のホテル「ホテル・チェルシー(Hotel Chelsea)」です!
外観はぱっと見、ほとんど変わっていないですね。
目の前から見てみると、工事中であることが分かります。
入口まで来てみました。ドアにはカギがかかってなかったので、開けて入ってみると・・・
内ドアには「The Hotel is CLOSED FOR RENOBATION」と書いてある張り紙が。
英語では強調したい時に、全てを大文字で表現する時があります。
この張り紙には「CLOSED FOR RENOBATION」と大文字になっています。「リノベーション(改装中)のための閉鎖中」とあります。
というわけで、開業に向けて工事中のようですね。
公式サイトには次のように書いてあります。
New York’s legendary downtown destination and abode is now managed by Chelsea Hotels, a group of hotels with their own personalities, inspired by the independence of the original. Restoration and renovation is underway.
You are invited to come stay and/or play in 2016
現在、修復と改装が行われている最中で、2016年中には開業できると書いてありますね。
本当に来年、ホテル・チェルシー(Hotel Chelsea)は復活するのでしょうか?
なんとなく、予定通りにいかずに、開業がずるずると延期しそうな予感もしますが・・・。
あとは、オーナーが変わったというか、買収されて閉鎖されたそうなので、全く違うホテルになってリニューアルオープンする可能性もありますね。
いずれにせよ、個人的にはリニューアルオープンしたら泊まってみたいホテルの1つです!
ホテル・チェルシー(Hotel Chelsea)について
ホテル・チェルシー(Hotel Chelsea)は1883年にプライベート・アパートメントとして建設されました。
その後、1905年にホテルとしてオープンし、ホテルオープン後も部屋の一部は住居用(レジデンス)として使われ、多くの芸術家が住んでいました。
しかし、2011年8月に買収され、ホテルとしては閉鎖。約100年の歴史に終止符を打つこととなりました。
ホテル・チェルシー(Hotel Chelsea)は、以下のような多くの作家や芸術家、アーティストが滞在し作品を作ったことにより、今ではニューヨークの伝説的ホテルになっています。
- ウィリアム・バロウズ(小説家)
- ディラン・トマス(詩人・作家)
- ジュリアン・シュナーベル(画家・映画監督)
- アンディ・ウォーホール(ポップアーティスト)
- シド・ヴィシャス(パンクロッカー)
- アーサー・C・クラーク(SF作家)
- ロバート・メイプルソープ(写真家)
- パティ・スミス(ミュージシャン)
- マーク・トウェイン(小説家)
- オー・ヘンリー(小説)
- アーサー・ミラー(劇作家)
- ボブ・ディラン(ミュージシャン)
- ジャニス・ジョプリン(ミュージシャン)
- ジェームス・ブラウン(ミュージシャン)
- ジミ・ヘンドリックス(ミュージシャン)
- トム・ウェイツ(ミュージシャン)
- レナード・コーエン(ミュージシャン)
- イギー・ポップ(ミュージシャン)
俳優のイーサン・ホークは「チェルシーホテル」という映画を作ったほどです。
映画「レオン」もホテル・チェルシー(Hotel Chelsea)で撮影されています。「レオン」は2週間無料のHulu(フールー)で観ることができます。
地図・関連リンク
- Hotels in New York, Brooklyn and Montauk | Chelsea Hotels
- New York Architecture Images- Chelsea Hotel
- Hotel Chelsea in New York closes: Where Dylan Thomas drank himself to death | Daily Mail Online
- Hotel Chelsea – Wikipedia, the free encyclopedia
- 芸術家の天国、100周年を迎えたホテル・チェルシー:アーバン・ヘリテージ・クロニクル
- チェルシーホテル閉館に寄せて
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