
真冬のニューヨークのハイライン(The High Line)を歩いてみた!
グッゲンハイム美術館に行ったら、まさかの木曜休みだったので、急遽、タクシーに乗ってチェルシーのハイライン(The High Line)に行くことに。
East(東)88thにあるグッゲンハイム美術館からWest(西)30th St.のハイラインまでの移動です。
セントラルパークを横断し、マンハッタンの西を流れるハドソン川沿いを走り、West30thまで20分くらいで着きましたね。タクシー料金はチップ込みで21ドル。
ここがハイライン(The High Line)の入口です。
ガイドブックなどでは、ここが出口で12〜13th St.の間にある「Gansevoort St(ガンズヴォート通り)」が入口と紹介されていることが多いのですが、僕は30th St.から入った方がいいと思いました。
というのも、ハイラインは思ったよりも距離が長いんです。最後まで歩くと、けっこう疲れます。
なので、周辺にレストランやカフェが多い「Gansevoort St(ガンズヴォート通り)」をゴールにした方が、ハイライン後に休憩できるのでいいと思いました。
「Gansevoort St(ガンズヴォート通り)」があるミート・パッキング・ディストリクト(Meatpacking District)というエリアは30th周辺よりもゆっくりできるお店が多いですし、雰囲気もオシャレですからね。
まず、最初に目についたのがゴミ箱です。
色合いやフォントのデザインがオシャレですね。
後で分かったことですが、ハイライン(The High Line)にはゴミ箱が定期的にあるせいか、ゴミがほとんど落ちていません。すごく、きれいな通りです。しっかりと監理されていることが分かります。
さっそく、歩き始めます。
いきなり、よく分からないパブリックアートが・・・。これは何なんでしょうか??
ハイライン(The High Line)は1980年に廃線となった高架鉄道を「道(Line)をメインにした公園」に作りなおしたものです。
線路は今でも取り除かず、残されたままです。
高さが9メートルの場所にあり、ビルの3階くらいの景色を楽しめるので「High(高い) Line(道)」という名称になっています。
ハイライン(The High Line)は2009年6月9日に「Gansevoort St(ガンズヴォート通り)」から「West 20th St」まで一般公開されました。
その後は、2011年6月8日に「West 20th St」から「West 30th St」まで、2014年9月21日に「West 34th St」まで一般公開されました。
将来的にはパッキング・ディストリクト(Meatpacking District)とミッドタウンを結ぶ2.3kmの公園になる予定です。
至る所にベンチがあります。
ベンチで座りながら、街の景色も楽しめます。
ネットに接続できるスマホやパソコンを持っていれば、ここで自分の写真を撮れます。
ハイライン(The High Line)には、100種類以上の草花や低木を植えられているそうです。
僕が行った1月はほとんどが枯れていましたが、春以降に行けば緑がすごくきれいだと思います。
線路に咲く草花は、それ自体が芸術作品のようです。
遠くにエンパイアステイトビルが見えます。
元々廃墟だった場所ですが、ハイライン(The High Line)ができて人が集まるようになったので、このエリアは今後どんどん再開発されていくのでしょうね。
今後は家賃もどんどん上がっていって、金持ちしか住めないエリアに変貌していくのではないでしょうか。
ハドソン川は夕日が沈むので、ベンチで横になりながらサンセットタイムを楽しむことができそうですね。
ハイライン(The High Line)をまたぐ位置にあるホテルが「ザ スタンダード(The Standard High Line NYC)」です。
一度泊まってみたいホテルの1つですが、部屋によってはカーテンを閉め忘れるとハイラインから室内が丸見えになると思います。
でも、カーテンを閉めてしまうと景色が楽しめないという・・・。
ハドソン川が見える側の部屋なら、開放感があるでしょうね〜。
ちなみに、このホテルのオーナーであるAndre Balazs(アンドレ・バラス)はホテル界の寵児と言われ、過去には女優のユマ・サーマンやミュージシャンのコートニー・ラブとも付き合ったことがあるとか・・・。
う〜ん、ますます泊まってみたくなりますね。
ここがゴールですね。思ったよりも距離が長かったです。
ハイラインから見下ろす「Gansevoort St(ガンズヴォート通り)」周辺の景色です。
ハイラインを降りて、ランチにしようと思います。
ハイライン(The High Line)を歩いてみて思ったのは、「人間の手によってきっちり管理されている公園」ということでした。
実際、管理や維持に関する費用はセントラルパークよりも多いみたいですね。
今後、この辺りにニューヨークの最新のトレンドが集まってきそうな感じがしましたね。
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