
JFK国際空港からマンハッタンまでの移動はタクシー、シャトル、バス、電車のどれがいいのか?
アメリカの入国審査が無事終わったので、今度はJFK国際空港(ジョン・F・ケネディ国際空港)からマンハッタンまでの移動です。
JFKからマンハッタンまでの移動って悩みますよね。。
僕は過去に何度かニューヨークに来たことがあるのですが、今まではタクシー(イエローキャブ)でマンハッタンまで移動していました。
ホテルまで送迎してくれるし、一番早いですからね。
でも、「地球の歩き方」を見ると、以前よりもタクシー代がだいぶ値上りしていたんですよね・・・。
イエローキャブの値上げ
調べてみたのですが、ニューヨークのタクシー代って2012年9月4日に17%も値上がりしたみたいですね。
ニューヨーク市でタクシー値上げ、空港では怒り出す客も:Reuters
米ニューヨーク市で4日、イエロー・キャブの名称で知られるタクシーの料金が17%値上がりした。タクシーの値上げは2006年以来。今回の値上げは、ガソリン価格の上昇などが背景。
今回の値上げにより、マンハッタンとジョン・F・ケネディ国際空港の間の運賃は、45ドルから52ドルに上がる。
ちなみに、2006年11月にタクシー代が値上げされた時に、JFKからマンハッタンへのタクシー料金が固定化されたみたいですね。
値上げ!ニューヨークのタクシー料金|あっとニューヨーク新着情報ブログ
イエローキャブことニューヨークのタクシー料金が2006年11月30日より値上げされました。日本からの皆様が気になるのがマンハッタンからJFK空港への料金が固定になったこと。新料金では$45にて固定。もちろんこれにチップや通行料などが加わるため、約$60ってところですね。こうなると、「あいのり送迎」なら2人で$70ですから、ほとんど変わらないってことになります。
空港からマンハッタンまでのタクシー料金が60ドルって、日本円だと1ドル120円計算で7200円ですから、けっこう高いですよね。。
JFK空港からマンハッタンまでのタクシー料金
2006年以前って、空港からマンハッタンまでのタクシー料金は38ドルくらいだったと記憶しています。さらに、チップなどで40ドル台みたいな。
でも、タクシー料金が値上がりして、以下のように固定化したんですね。
- 2006年11月30日〜:45ドルに固定化
- 2011年9月4日〜:52ドル固定化
さらに、有料道路の通行料が7.50ドルなので、
- 2006年11月30日〜:45 + 7.5 = 52.5ドル
- 2011年9月4日〜:52 + 7.5 = 59.5ドル
となります。
さらに、タクシー運転手へのチップが15〜20%ほど必要です。
45ドルの15〜20%は6.75〜9ドル。
52ドルの15〜20%は7.8〜10.4ドル。
このチップを換算すると、マンハッタンまでのタクシー代の総額は以下のように推移していることになります。
期間 | タクシー代 | 有料道路の通行料 | チップ | 合計 |
---|---|---|---|---|
2006年11月30日〜 | 45ドル | 7.5ドル | 6.75〜9ドル | 59.25〜61.5ドル |
2011年9月4日〜 | 52ドル | 7.5ドル | 7.8〜10.4ドル | 67.3〜69.9ドル |
「地球の歩き方」には約68ドルと掲載しています。
1ドル120円で計算すると、68ドルは日本円で8,160円です。
なんだか、めっちゃ高くなりましたね〜。
- YCAT(バス):3500円(85分)
- 成田エクスプレス(電車):4,294円(84分)
なので、JFK空港からマンハッタンまでのタクシー料金8,160円(40〜60分)がどれだけ高額かが分かります。
JFK空港からマンハッタンまでの移動手段の料金・所要時間・ホテルまで送迎してくれるかを比較!
JFK空港からマンハッタンまでの移動手段には、タクシーや空港バス、シャトルバス、電車(地下鉄)など様々ありますが、それらを比較してみたいと思います。
データは「地球の歩き方」を参考にしていますが、ここでは「料金」「所要時間」「ホテルまで送迎してくれるか否か」に絞って掲載します。
移動手段 | 料金 | 所要時間 | ホテルまで送迎 |
---|---|---|---|
タクシー | 約68ドル | 40〜60分 | ◎ |
シャトルバス | 19ドル〜 ※目的地に応じて |
45〜90分 | ◎ |
空港バス | 16ドル | 60〜120分 | ☓ |
エアトレイン&鉄道 | 14.5ドル | 40分 | ☓ |
エアトレイン&地下鉄 | 7.50ドル | 40〜50分 | ☓ |
エアトレイン&バス | 5ドル | 100〜120分 | ☓ |
タクシーとシャトルバス以外は、宿泊予定のホテルまで運んでくれません。
「グランド・セントラル・ターミナル(GCT)」「ペンシルバニア・ステーション(PEN)」「ポートオーソリティ・バス・ターミナル(PAB)」の3大ターミナル(駅)か地下鉄駅までです。
つまり、その駅からホテルまでの移動時間も必要になるということです。
この日のニューヨークは雪が積もっていたので、スーツケースを引きずりながら歩くのはつらいです。
そこで、ホテルまで運んでくれるタクシーかシャトルバスで行こうと決めました。
シャトルバスで空港からホテルまで行った結果・・・2時間もかかった・・・
僕はタクシーかシャトルバスのどちらにするか悩んだのですが、シャトルバスには乗ったことがなかったし、タクシー料金がだいぶ値上がりしていたこともネックになり、初めてシャトルバスでマンハッタンまで行くことにしました。
シャトルバスは予約が必要です。
予約は入国審査を終えて出た出口のすぐのところにある「Welcome Center」と書かれたカウンターの「Ground Transportation」でできます。
名前、ホテル名、ホテルの住所などを書類に書き、荷物の数を聞かれ、係員が予約をしてくれます。
料金は21.78ドルです。「ホテルに着いたら運転手に払え」と言われました。
さらに、「40分後(12:00)にシャトルバスの運転手がここに迎えに来るので、目の前のベンチで待っていろ」と言われました。
でも、運転手は25分後にやってきて、11:45分に出発しました。
この青いシャトルバスに乗ってマンハッタンまで行きます。
すでにタイ人らしき親子が乗っていました。
JFK国際空港には複数のターミナルがありますが、シャトルバスはそれぞのターミナルで乗客をピックアップしてからマンハッタンに向かいます。
その後、一人ひとりを目的地まで運びます。
つまり、一番最初に送迎された人は早くホテルに着きますが、最後の人はかなり遅くなってしまうのです。
「地球の歩き方」には「場合により到着まで3時間以上かかることも」と書いてあります・・・。
僕の後に、2組の乗客がピックアップされ、マンハッタンに向けて出発です。
僕は飛行機の中で一睡もしなかったので、このシャトルバスの中で爆睡してしまったようです。
気づいたら、時刻は13:00になっていました。1時間くらい寝てしまったようなのです。
でも、まだ誰も降りていませんでした。
この日は道路に雪が積もっていたので、スピードを出せず、予定よりもだいぶ時間がかかっているようです。
さらに運が悪いことに、4組のうち、僕が一番最後の送迎になってしまいました。。
結局、ホテルに着いたのが13:45・・・
JFK空港を出たのが11:45分だったので、シャトルバスは空港からホテルまで2時間もかかったことになります。。
飛行機がJFK空港に着いたのが9:50だったので、ホテル到着まで約4時間もかかったことになります。。。
ちなみに、僕が宿泊したホテルはノマド(NoMad)地区にある「エースホテル(Ace Hotel New York)」です。
僕は誓いました。「もう二度とシャトルバスには乗らないぞ」と・・・。
「今度ニューヨークに来たら、多少高くても迷わずタクシーに乗ろうと」と・・・。
シャトルバスはタクシーに比べると44ドルくらい節約できますが、出発まで待ちますし、乗った人を順番に下ろすので、最後の方になると余計に時間がかかるというデメリットがあります。
時間だけでなく、体力も消耗します。。
なので、サクッと空港からホテルまで行きたかったら、ニューヨークではタクシーしか選択肢はないと思います。
友達数人で乗れば、割り勘で1人あたりの料金は安くできますし。
さらに、シャトルバスの場合、支払いの時に注意が必要です。
というのも、ホテルに着いたので僕が運転手に22ドルを渡したら、運転手が「34ドルだ」と難癖を付けてきたんですよね。。
僕がJFK空港でもらったチケットを運転手に見せたら、そのチケットに書いてある料金を見て、運転手は納得した様子で車に戻り去ってきました。
こんなに時間がかかったのに謝罪の一言もなく、さらに実際の金額よりも多い金額を請求してくる運転手・・・ニューヨークではこれくらいの図々しさがないとやっていけないのでしょうね。
もしくは、騙せそうな奴が乗ってきた場合は、一回はふっかけるという運転手もいるのかもしれません・・・。
これからニューヨーク旅行の手配をする人は、海外でもスマホやタブレットでネット接続できる海外Wi-Fiレンタルを事前に手配しておくことをオススメします。
ニューヨークのホテルはホテル内なら無料Wi-Fiに接続できることが多いですが、ホテルの外に出るとネットなしになってしまいます。
これってすごく不安ですよね。インターネットって水道や電気のようにインフラみたいなものですから。
キャリアの国際ローミングサービスもありますが、これは料金が高いので、海外Wi-Fiのレンタルの方がお得です!
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